節約は「ちょっと」したことを見直すことから始めてみる
ちょっとした節約でも積み重なれば大きな効果を生み出します。上手に節約してこの不安定な時代を乗り切りましょう。2008年秋にサブプライム問題でアメリカのバブルがはじけ、以後リーマン破綻など金融危機はとどまるところを知りません。原油価格は高騰し、世界経済は100年に1度という危機的状況に陥っています。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でこれもまた日本だけではなく世界的に危機的状況になってます。
日本も派遣切り問題などが山積し、明るい未来が見えない毎日です。 定額給付金が支給されスーパーなどが軒並み物価を下げてはいるものの安心などできない毎日ですね。おこずかいからできる株やFXも近年話題ではあります。 しかしどちらもギャンブル性の高い資産運用ですし、この金融危機の世の中で金融の素人がコンスタントに収入を得るということはとても難しいことなのです。
やはり限られた収入の中でしっかりと貯蓄を増やしていくことが大切でしょう。ですので"ちょっと"したことを見直すことから始めてみましょう。?
まずお昼ご飯はどうしていますか?お子さんやご主人にはお弁当を持たせていますか?外で食べてしまったり、デリカやベーカリーで買ってきたりしていませんか?お昼を外食からお弁当にするだけでも節約になるものです。
お昼のお弁当を面倒なく作るには、作戦は前日の夕食から始まります。お弁当のおかずにも使えるものを、夕食のメニューとして考えておけば、手間もムダもなくスムーズに用意ができますね。
1週間の昼食夕食の献立を考えて書き出すという節約術
私が行っているのは1週間の昼食夕食の献立を考えて冷蔵庫に貼ったホワイトボードに書き出すという節約術です。主人や子どものお弁当との兼ね合いも書き出せば一目瞭然です。
メインのおかず、野菜の副菜、煮物、汁物と細かく書いておきます。あまり日持ちしない魚や豆腐類のおかずは週の前半に、冷凍がきく素材は週の後半に配します。
そして、買い物に行く前に、冷蔵庫の中身と今週の献立をチェックして、必要なものを書き出してから行くのです。買い物に行く日は、行きつけのスーパーの特売日に設定し、メニューにも反映します。そうすれば、効率的に買い物ができますし、買い物に行く回数が減ればムダな買い物も減ります。
また、青菜やネギが特売になっていたら、たくさん買ってその日のうちに青菜なら硬めにゆでて1口サイズに切り、冷凍してしまいます。 平べったく伸ばして冷凍すれば解凍も簡単です。ネギはみじん切り、小口切り、斜め切りとサイズを変えてカットして冷凍すれば凍ったまま味噌汁や鍋、麻婆豆腐と使えます。こうしておけば高い時に買わずに済み、節約になりますね。
切り干し大根やひじきはたくさん煮て少量ずつ冷凍しておけば、お弁当にも日々のおかずにも困りません。
また買い物は満腹の時に行きましょう。お菓子やアイスに目移りせず、無駄な買い物をせずに済むので節約にもダイエットにもなります。ちょっとしたことですが積み重なれば大きな節約になりますよ。